2024年5月26日(日)
御自宅のベランダに設置されているエアコンの
室外機足元裏側部分にハチに巣作りされているのを
発見したため,気になって仕方がない!
ということで御相談のお電話を頂いたのですが
二階のベランダの片隅に設置されているエアコン
室外機の底面裏側に巣作りされているということ。
そちらのベランダでは定期的に洗濯物を干して
いたのですが,今回もいつも通り洗濯物を干して
いたところ,視線の先に一匹の蜂の姿を確認!
するとその蜂はなんとベランダ内のすぐ傍へ飛来!
そして一直線に該当の室外機底面辺りへ
侵入したのです!
まさかの光景にかなりビックリ!
もしかして巣作りされているのかと不安に
なったのですが,底の部分でベランダの一番隅に
位置していたのでどうしても見えない...
かなり気になったのでスマートフォンにて
該当箇所辺りを撮影することに。
するとその写真に写っていたのは蜂の巣!
やはり底面部分に巣作りされていたのです。
一時は御自身で駆除しようかと考えたのですが
完全に巣が見えない箇所であり,万が一の事態が
あってはならないと判断し御連絡頂いたのでした。
その後も定期的にハチが行き来していたので気に
なってしまい,ベランダに出ることも躊躇してしまう
状況に陥ってしまったのでした。
こういった状況だったのです。
蜂の種類はアシナガバチ。
今回のケースのように敷地内の屋外に設置されている
エアコン室外機周りというのも蜂によく巣作りされて
しまうポイントの一つになります。
エアコンを使用されているご家庭であれば必ず屋外に
室外機が設置されているのですが,その設置場所は
様々で一階の足元に設置されている場合もあれば
ベランダ,頭上の外壁,屋根上などにも設置されて
いるケースもあります。
ですので御自宅に設置されているエアコン室外機が
何処に設置されているのかを把握しておくことも
重要になります。
室外機に関しては至る箇所が標的となることがあり
今回のお客様宅の状況のように本体底面部に巣作り
されることもあれば,配管部,本体背面部,本体内部
などあらゆる箇所が標的となってしまうのです。
室外機の設置状況によってはほとんどの箇所が
見えにくく一見しただけでは蜂の巣が確認出来ない
状況も多く,どうしても発見が遅れてしまう
ことが多いのです。
ですのでハチに巣作りされてしまうポイントで
あるということを御認識の上,意識的に隅々まで
点検を行っておくことが重要になります。
今回のお客様は早期のこの時期に異変を察知する
ことが出来,蜂の巣を発見出来たので良かったのです。
もしも全く異変を察知出来ずに時が経過して
しまっていたら,更に危険な状況に発展していた
可能性が高かったからです。
アシナガバチに関しては早ければ4月頃からは
巣作りを開始し出しますので早期の時期から
点検を行っておくことをお勧め致します。
早急に調査駆除にお伺い。
該当のベランダを確認しますと,そのエアコン
室外機は最奥の隅に設置されており,スペース的に
底面部分を覗き込む事は困難だったのです。
今回もしも蜂の姿を目撃出来ていなければ全く
発見することは出来なかったことでしょう。
やはり設置状況によってはかなり要注意です。
慎重に室外機底面部を調査したところ
ありました,セグロアシナガバチの巣。
時期的に巣は初期サイズで蜂の数も最も最少に
なるので危険度は最も低く抑えられたのです。
状況が把握出来ましたので駆除実施。
巣にいるハチを退治し巣も完全に除去完了。
巣の内部を確認しますと,想定通り内部からは
一匹も蜂が誕生していない状況なので
巣に対して蜂の数は一匹のみなのです。
これでこちらに関しては完全に駆除完了。
ここからは念のため敷地内その他の箇所も
細部まで調査実施。
結果,現時点では他では問題ないことを確認
出来ましたので全ての駆除作業の完了。
今回はエアコン室外機に巣作りされてしまい
ましたが,今後は別箇所が標的となってしまう
恐れもありますので,念のため敷地内全域の点検を
定期的に行っておく必要があります。
今回のケースのように各ご家庭の屋外に設置
されているエアコン室外機周りというのも
ご注意頂ければと思います。
まずは各お部屋に設置されているエアコンの
室外機が屋外の何処に設置されているのかを
把握して頂き,台数が多ければ少し大変になるとは
思いますが,出来る限り定期的に全ての室外機の
点検を行っておくことをお勧め致します。
今回のお客様宅の状況のようにベランダに設置
されている室外機に巣作りされた場合はベランダの
スペースによっては,すぐ傍に蜂の巣があることに
なり,すぐ傍を蜂が行き来するなどでベランダに
出られないという事態に陥ることもありますので
早期に異変を察知し対処することが重要です。