2020年1月17日(金)
普段全く赴くことの無かった御自宅敷地内の
裏手に久々に赴いたところ,なんとそこに
蜂の巣があったので気になって仕方がない!
という事でお困りの御連絡を頂いたのですが
それは裏手に位置する窓の窓枠下部に不自然に
こびりつけられていたという状況。
そして巣の周囲のサッシ部分にはハチの亡骸
らしきものが転がっている...
更には蜂の巣部分をよく見たところ,そこにも
数匹のハチの姿があった...
それらは見た感じ生きた状態かもしれない...
まさか自宅に蜂に巣作りされるなんて思いも
しなかったのでかなりビックリ!
そちらの窓が設置されている一室は全く使用
されていない状態だったので室内側からも
全く異変を察知することが出来ず,そして
裏手に位置していたので屋外側からも全く
異変を察知出来なかったというわけです。
しばらく様子を窺ってみたところ,特に蜂が
行き来しているような様子は無かったのですが
蜂の巣が気になってしまい,近辺に近付く事が
出来なくなってしまったのでした。
こういった状況でございました。
ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチ。
今回のケースのように知らず知らずのうちに
敷地内にてハチに巣作りされていたという
ケースもよくあり,それが普段全く赴く
ことの無い裏手などであれば発見が困難
あるいは全く発見に至らないという
ことも多いのです。
今回のお客様宅の状況も正にそういった
状況だったのです。
全く目を向けることの無い箇所であれば
営巣箇所に関わらず気付けないのですが
状況によっては日常生活に影響,そして
周囲にお住まいの方などに影響が及んで
しまうケースも多くなります。
今回のお客様宅の状況に関しては一室の
窓部分だったのですが,窓サッシに巣作り
されてしまうと,窓を開放した際に誤って
ハチが室内に侵入してしまったり,窓を開放
した際に窓が蜂の巣に接触してしまい
かなり危険な状況に陥ってしまう
ケースもあるのです。
又は全く窓を使用しておらず対象の方には
何の影響も無くても,住宅街などであれば
蜂の動向,営巣箇所によっては近隣の方々に
影響が及んでしまうこともあるのです。
幸い今回は近隣の方々にも影響が及ばない
状況だったので良かったのですが,少しでも
状況が違っておれば第三者の方々に影響が
及ぶ恐れも十分にあったのです。
そのような事態は敷地内の裏手などに巣作り
されてしまった場合に発生しやすいので
出来る限り裏手などの点検を定期的に行って
おくようにし,常時状況を把握しておく
ことをお勧め致します。
そして今回蜂の巣を発見されたのですが
この時期に関しましてはアシナガバチの巣は
完全に活動を停止しており,巣には蜂の姿が
無いのが通常になります。
詳しくお聴きした結果,そちらの巣は昨年に
巣作りされていた物で間違いないのですが
通常であれば蜂の姿は無いはずなのです。
稀にこういった状況もあり,全てのハチが巣を
飛び立つはずなのですが,飛び立つことなく
そのまま巣にて冬眠に入ることがあるのです。
巣にて生存状態のハチがいたということは
今回もそのような状況であると考えられます。
状況を把握させて頂くためにも迅速に御対応。
該当箇所を確認したところ,そこは完全な
敷地内裏手に位置していたのでやはり普段
なかなか出向くことの無い状況。
該当の窓を確認しますと,ありました
セグロアシナガバチの巣。
窓枠下部に不自然に存在したのですが頑丈に
こびりつけられている状態。

調査の結果,元々は窓枠上部に巣作りされて
いたのが何らかのきっかけで下部に落下して
しまい,そのまま生活していた模様。
今回の巣はやはり前年度に巣作りされていた
物で間違いなかったのですが,なんと巣にて
複数の生存状態のアシナガバチの姿。
通常であれば最終的に誕生した新女王蜂も
全て巣を飛び立つのですが,今回は飛び立つ
ことなく新女王蜂がそのまま巣にて冬眠に
入っていたのです。
こういった状況も稀にありますので冬季
などに蜂の巣を発見し御自分で駆除を行う
場合は念のためご注意頂ければと思います。
アシナガバチの巣に関してであれば一見した
だけでは目視出来ない巣の裏側などに蜂が
潜んでいることもあり,冬眠状態であっても
きっかけがあればすぐに目覚め,かなり刺激
してしまうことになりますので,特に素手で
巣に触れるような行為は避けましょう。
状況が把握出来ましたので駆除実施。

全てのハチを退治し巣も完全に除去。

そして窓枠上部の痕跡も完全に除去完了。
ここからは念のため敷地内全域その他の
箇所も細部まで調査実施。
結果,現時点では問題無いことを確認
出来ましたので調査駆除作業の完了。
ですが数ヶ月先からが蜂のシーズンに入って
いくことになりますので,春先頃からは
定期的に全域の点検を行っておく
必要があります。
現時点ではこれでご安心頂けます。
今回は巣にて冬眠に入っているという稀な
ケースでしたが,このような事態も実際に
あるという事なので冬季などに蜂の巣を
発見し御自分で駆除なさる場合は
念のため万全の態勢で実施する
ことをお勧め致します。
そして今回のケースのように窓サッシ部分
というのも外側,内側を問わず蜂に巣作り
されてしまう事がよくありますので全ての
窓に気を配っておくことが重要になります。
特に普段全く使用していない一室などの
窓は常時確認出来ていないことが多いので
定期的に窓周りの点検を行うことが重要です。