2024年11月10日(日)
現在事情によりほぼ空き家状態となってしまって
いる一戸建て住宅にて蜂の巣があるため,通行人の
方に影響が出てしまっている!
というお困りのご連絡を頂いたのですが,そんな
蜂の巣を発見なさったのは通りを通行していた
ご近所にお住まいの方だったのです。
該当箇所というのが物件一階のベランダ兼物置として
利用していた箇所の頭上に設置されているトタン
屋根部分だったのですが,そちらが敷地前の通りに
面した箇所だったため,通行人の方がそんな状況を
発見しやすかったのです。
お客様御自身はその物件にはお住まいではないので
今まで全く気付くことが出来なかったのです。
そんな御指摘を突然受け,かなり驚かれたのですが
お客様御自身でも確認したところ,なんとトタン屋根に
蜂の巣があり多数のハチが群がっていたのでビックリ!
そしてなんと一ヶ所のみならず別箇所にも蜂の巣が
あったので更にビックリ!
蜂の巣があることに危険を感じた他,通行人の方が
おられる通りをハチが横切る形で行き来していたので
更に危険で早急に対処する必要があったのです。
まさかこんな事態に陥っていたとは...
一度でも点検しておくべきだったと後悔することに。
こういうことでございました。
ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。
今回のケースのようにいつの間にか蜂に巣作りされて
おり,気付けば第三者の方々に影響が及んでいたという
事態もよくあることなのです。
住宅街などであれば敷地前が通りとなっていることが
多く,そこには通行人の方がおられる事になります。
ですので少しでも通りに隣接している箇所に巣作り
されてしまうと,影響が及んでしまうというわけです。
今回は物置に設置されているトタン屋根部分でしたが
その他にも門扉周りやガレージ周り,隣接した箇所に
植えられている植木などなどハチに巣作りされてしまうと
第三者の方に危険が及んでしまうことがあるのです。
蜂の巣に関しては対象のお宅様のみならず周囲に
お住まいの方々にも影響が出てしまうケースがある
ということを御認識頂いた方が良いでしょう。
それは発見が遅れてしまえばしまう程,危険な状況に
発展しやすいので出来る限り早期に異変を察知し
対処しておくことが重要になります。
そして今回のケースのような事情によりほぼ空き家
状態となってしまっている物件を所有されている場合は
特に注意が必要でしょう。
空き家状態ということはやはり状況が全く把握
出来ませんので,ハチに巣作りされてしまうと状況に
よっては間違いなく周囲にお住まいの方々に影響が
及んでしまうことになるのです。
ですのでそういった物件を所有されている方は
出来る限り定期的に訪問し全域の点検を行って
おくことをお勧め致します。
ある日突然蜂の巣がある,あるいは刺されてしまった
というような連絡が入るとかなり切羽詰まった
状況に追いやられますので,そんな事態を回避
するためにも十分ご注意頂ければと思います。
早急に調査駆除にお伺い。
まずは該当の物置の外側に位置する通り部分から
状況を調査しますと,かなり危険な状況。
周辺ではハチが飛び回り,頻繁に物置の中へハチが
行き来していたので通行人の方々にかなり支障が
出てしまっている状況だったのです。
ハチの正体はセグロアシナガバチ。
次に物置内の調査へ。
するとかなり標的となっていたことが判明。
通行人の方が発見なさったトタン屋根には
かなり成長した巣が二ヶ所。
そして扉の内側部分にも!
頭上の軒部分には過去に巣作りされていた巣。
トタン屋根その他の箇所には過去に巣作りされていた
痕跡も複数存在しましたので,以前からこちらが
かなり標的となっていたということ。
今回のアシナガバチに関してはかなりの確率で
発生する事態になります。
それぞれ慎重に最接近し駆除実施。
全ての蜂を駆除し巣も跡形なく完全に撤去。
ここからは戻りバチがおればその都度退治し
念のため敷地内その他の箇所も調査。
細部まで調査した結果,現時点では巣作りされている
ことは無かったのですが,やはりその他の箇所でも
過去に巣作りされていた痕跡が複数。
全て除去出来たところで駆除作業の完了。
今回の物件でもアシナガバチ特有の状況に陥って
いたので,今後も注意が必要になります。
とりあえずは通行人の方々もご安心頂けます。
今回のように蜂に巣作りされてしまった箇所,動向に
よっては通行人の方々などにも危険が及んでしまう
事態もあり,それは発見が遅れハチの数が増加すれば
するほど陥りやすいので,やはり早期に異変を察知
しておき早期に対処しておくことをお勧め致します。
特に空き家状態となってしまっている物件を所有
されている場合は状況を全く把握出来ないことが多く
知らぬ間に現地にお住まいの周囲の方々に危険が
及んでしまっていたという事態もよくありますので
出来る限り定期的に訪問して頂き,全域の点検を
行っておくことが重要です。