「窓から蜂が侵入!すぐ傍に実は!」【東大阪市のハチ駆除】2024/09/10
板倉敦司
板倉敦司

東大阪市一軒家二階

窓の真上の軒下にいつの間にか!


2024年9月10日(火)


御自宅の二階最上部の軒下に蜂の巣があるのを
つい最近に発見した!


ということで駆除の御依頼を頂いたのですが
そちらの営巣箇所というのが敷地内の裏手辺りに
位置していたので今まで全く気付くことが
出来なかったのです。


そして今回そんな蜂の巣を発見なさるきっかけと
なったのが,そちら近辺の一室の窓を開けていたところ
室内に一匹の蜂が侵入してきたのです。


そのハチはなんとか退治出来たのですが,巣作り
されているのかと気になり屋外の点検を行ってみた
ところ,なんとその一室の窓の頭上に位置する
軒部分に蜂の巣があるのを発見なさったのでした。


窓を開けていたことに恐怖を覚えることに。


一時はご家族の方が駆除しようかと考えたそうなの
ですが,巣はそれなりに大きくなっており,ハチも
いっぱいだったので断念。


今回蜂に巣作りされてしまったのですが,またか
という心境でもあったのです。


実はお客様宅では過去にもハチに巣作りされた
ことがあり,その際は別箇所で巣は小さくハチの数も
少なかったので御自分で駆除されていたのです。


毎年のように巣を作られ困ってしまう...


こういったお悩みでございました。


ハチの種類は以前も今回もアシナガバチ。


今回のケースのように何気なく開放している窓から
ハチが室内に侵入してしまうという事態も発生
することがあり,たまたま侵入してしまったという
こともあれば,近辺に巣作りされている蜂の巣が
原因で侵入してしまうこともあるのです。


今回は窓頭上の軒部分の蜂の巣が原因だったのですが
最も多いケースが窓サッシ周りに巣作りされている
ケースになります。


窓サッシ周りというのもよくハチに巣作りされてしまう
ポイントの一つなのですが,サッシということは窓の
すぐ傍に位置していますので,もしも蜂に巣作りされて
しまった場合それだけ窓を開けた際に蜂が誤って
室内に侵入しやすくなってしまうのです。


窓サッシに関しましては外側内側に関わらず巣作り
されてしまうと室内に侵入する恐れがありますので
サッシ内外共に注意が必要になります。


そしてサッシの箇所によっては室内側からだけでは
確認出来ない箇所もありますので必ず屋外側からも
確認しておくことをお勧め致します。


今回のお客様宅の状況のような最上部の軒に巣作り
されている場合でも室内側からだけでは蜂の巣が
確認出来ないケースもあります。


例えば窓の上部にひさしが設置されているような
ケースではそのひさしが妨げになってしまい
軒部分が見えないというわけです。


そういった状況の場合は必ず屋外側の少し離れた
位置の地上などから該当箇所を確認しておく
ことが重要になります。


窓が開けられない状況なので早急に御対応。


該当箇所を確認しますと,そこは敷地内の裏手付近に
位置していたので日常生活の上ではほぼ目を向ける
ことの無い箇所。


二階一室の窓上部辺りの軒部分に巣作りされており
フタモンアシナガバチの巣。


二階最上部蜂の巣


巣はかなり成長しておりハチの数も最大級に増加。


ふと周辺の軒に目を向けると以前にも巣作りされて
いた痕跡が存在しましたので,やはり毎年のように
巣作りされていたということ。


フタモンアシナガバチに関しましてもかなりの
確率で毎年巣作りされてしまう事態が発生しますので
早期に発見しておき,早期に駆除しておくことが
重要なハチとなります。


そして営巣箇所に関しましてはその他のアシナガバチに
比べて少しの隙間内部などにも器用に巣作り出来て
しまうハチになり,まさかの箇所に巣を作っていた
ということもあるアシナガバチになります。


状況が把握出来ましたので駆除実施。


軒フタモンアシナガバチ巣


慎重に巣に最接近し現時点で巣にいるハチを全て
退治し巣も跡形なく完全に撤去完了。



窓から侵入してしまったハチはこちらの巣の
ハチで間違いなかった様子。


窓からハチが室内に侵入してしまうなどの事態は
発見が遅れハチの数が増加すればするほど発生
しやすくなりますので,そういった弊害を避ける
ためにもやはり早期発見が肝心となります。


しばらく待機し巣に戻ってくる蜂がおればその都度
駆除し念のため敷地内その他の箇所も調査。


結果,他では現時点では巣作りされていないことを
確認出来ましたので駆除作業の完了。


ですがお客様宅でも毎年のように巣作りされている
という事態が発生しておりますので,今後も全域に
気を配って頂き,出来る限り早期に異変を察知
しておく必要があります。


今回のケースのように窓周辺にハチに巣作りされて
しまった場合,窓を開放した際に誤って蜂が室内に侵入
してしまうこともあり,複数侵入してしまうと室内に
入れなくなるなど日常生活にかなり支障が出て
しまいますので,ご注意頂ければと思います。


窓周辺の軒下,ひさしなど特に窓サッシ周りの点検を
春先頃からは定期的に行っておくことを
お勧め致します。