2024年5月11日(土)
一戸建て御自宅の二階最上部の軒部分に
蜂の巣があるのを発見したため,早めに
駆除しておきたい。
ということで駆除の御依頼を頂いたのですが
そんな蜂の巣を発見なさるきっかけとなったのが
二階のベランダにて洗濯物を干している時の
ことだったのです。
たまたま目線の先に蜂が飛んでいるのを発見!
するとその蜂は一直線に我が家の敷地内へ!
その行く先というのが二階の最上部辺り
だったのです。
かなり嫌な予感...
ベランダからは該当の軒部分が全く見えない
状況だったので一旦屋外に出て見える箇所から
確認してみたところ,なんとそこには蜂の巣らしき
物体があり,そちらに一匹のハチの姿が
あったのでかなりビックリ!
やはり先程のハチが巣作りしていたと理解。
巣作りはされてしまいましたが巣が小さいうちの
早めに発見出来て良かったとも感じたのです。
巣が大きくならないうちにと,すぐに駆除を
御決断なさったのでした。
ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。
今回のお客様は巣作りはされてしまいましたが少しの
異変を察知した段階ですぐによくご確認の上,巣作り
されている事に気付けたので良かったのです。
そして早期のこの時期に発見することが出来て
良かったのです。
この時期はアシナガバチに関してはそれぞれの
ハチが新たに巣作りを開始したばかりになるので
巣は初期サイズになり,蜂の数も最少ですので
それだけ危険性を最小限に抑えられるからです。
もしも異変を察知出来ずに発見が遅れていれば
それだけ巣は巨大化しハチの数も増大していた
ことになるので危険度が高くなっていたのです。
ですので蜂の巣に関してはこの時期に発見し
完全に駆除出来るかで状況は大きく左右される
というわけです。
そして今回のお客様は異変を察知した際,ベランダ
からは状況を把握出来なかったのでそのまま放置
するのではなく,確認出来る位置から状況を把握
されたのも良かったのです。
今回のようにベランダからは確認出来ないなど
一定の箇所からは全く見えない箇所というのが
必ずあるはずで,そんな箇所に巣作りされてしまうと
やはり発見が遅れてしまうことが多いのです。
ですので異変を察知した際のみならず,そういった
箇所が無いかどうかを普段から把握しておき
確認出来る箇所から定期的に点検を行って
おくことをお勧め致します。
迅速に駆除にお伺い。
該当の二階最上部を確認しますと,それは軒部分に
巣作りされており,キアシナガバチの巣。
時期的に巣は初期サイズになり,巣の内部からは
蜂は誕生していないので巣に対して蜂の数は
一匹のみの状況。
この時期に発見出来て不幸中の幸い。
キアシナガバチに関しましてはアシナガバチの
中でも最も凶暴で最も巣を大きくしていく
タイプのハチになりますので危険なハチ。
該当の二階軒部分は構造上,見えにくい箇所に位置
していたので,今回蜂の姿を目撃出来ていなければ
発見が遅れていた可能性もあったのです。
状況が把握出来ましたので駆除実施。
慎重に巣に最接近し一匹のハチを駆除し
そして巣も跡形なく完全に除去完了。
巣の内部を確認しますと,想定通り内部からは
蜂は生まれていない状況。
これでこちらの巣に関しては完全に駆除完了。
ここからは念のため敷地内その他の箇所も
細部まで調査実施。
結果,現時点では他では巣作りされていないことを
確認出来ましたので駆除作業の完了。
ですがその他の箇所の軒部分なども一ヶ所からでは
確認出来ない箇所が複数存在している状況でしたので
今後はそういった箇所も忘れずに定期的に点検を
行っておく必要がありそうです。
今回のケースのようにいつもの定位置からだけでは
完全に見えない箇所というのがかなりの確率で存在
するはずですので,まずはそんな箇所の把握を
行って頂ければと思います。
それは裏手などだけに関わらず,日常生活のすぐ傍
にも存在することがあり,例えばベランダであっても
洗濯物を干しているだけでは目を向けても確認
出来ない片隅などが存在することがあるのです。
そんな箇所にいつの間にか巣作りされてしまい
危険な状況に発展してしまう事態もありますので
そんな事態を回避するためにも日常生活のすぐ傍に
関しても隅々まで点検を行って頂ければと思います。