2024年5月10日(金)
御自宅のベランダ頭上付近に蜂の巣があるのを
洗濯物を干している際に発見した!
ということで駆除のご連絡を頂いたのですが
お客様宅はアパートの一階になり,ベランダの
頭上は二階の入居者様宅のベランダに位置
していることになり,そちらのベランダデッキ
裏側に巣作りされているということ。
やはり巣作りされてしまったか...
そう感じたのには理由があり,そちらのアパート
には数年前からお住まいなのですが,当時から
アパートの敷地内やベランダにて頻繁に蜂の
姿を見かけていたので近辺に巣作りされている
かもしれないと感じていたからです。
ですが今までは自身の敷地内には巣作りされて
いなかったので一体何処に巣作りされているのか
常に気になっていたのです。
そんな中今年は自身のベランダに巣作りされて
いるのを発見したのでやはり巣を作られたか
という心境だったのです。
そしてお客様はハチに対して人一倍気になって
しまうのには理由があり,実は過去にハチに
刺されてしまったことがあり,その際かなりの
激痛で最悪の経験をなさっていたのでハチに
対する警戒が強かったのです。
更には次に刺されてしまうとアナフィラキシー
ショックの可能性もあるということで危険を
感じざるを得ない状況だったのです。
そんな状況なのでなんとかしてほしい...
こういうことでございました。
ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチ。
今回のお客様のように過去に一度ハチに
刺されてしまった事のある方はやはり
注意が必要でしょう。
一般的に認知されているのは二度刺されて
しまうとアナフィラキシーショックの症状が
発症してしまい命の危険に発展してしまう
ことがあるということ。
この症状に関しましては個人差があるのですが
念のため一度ハチに刺されてしまったことのある
方はかなりの注意が必要になります。
一度だけハチに刺されてしまった場合でもかなり
症状が重症化してしまう方もおられますので
回数に関わらず,やはりハチに刺されないことが
重要でしょう。
更には一度刺された際,その当日は全く無症状
だったのですが,翌日以降に体調が激変されたという
方もおられましたのでもしも蜂に刺されてしまった
際は何の症状も無くてもやはり念のため医療機関にて
治療されることをお勧め致します。
そして刺される事態を回避するためにも定期的に
敷地内全域の点検を行っておき,蜂の巣を発見
なさった際はむやみに近寄らず蜂を刺激しない
ことが重要になります。
それは蜂の巣の大小,ハチの数などに関わらず
ご注意頂ければと思います。
早急に駆除にお伺い。
該当のベランダを確認しますと,頭上に二階の
入居者様宅のベランダデッキが存在する状況。
その裏側の片隅に巣作りされており
セグロアシナガバチの巣。
巣は初期段階でまだ巣の内部からはハチは
一匹も誕生していない状況。
今回は巣作りはされてしまいましたがこの時期に
早期に発見することが出来て良かったのです。
この時期はまだ巣に対して蜂の数が一匹のみに
なるのでそれだけ危険性を最小限に抑える
ことが出来るからです。
今回のお客様は常日頃からハチに対して警戒
していたので早期に発見出来たと言えるでしょう。
状況が把握出来ましたので駆除。
慎重に最接近しハチ退治後,巣も完全に除去。
これでこちらの巣に関しては完全に駆除完了。
念のためベランダ内その他の箇所も調査させて
頂いた結果,現時点では他では巣作りされて
いない事を確認出来ましたので駆除作業の完了。
ですがやはり周辺では同種のアシナガバチが
頻繁に行き来している状況なので今後も
注意が必要になります。
今回のケースのようにアパートのベランダと
いうのもよくアシナガバチに巣作りされてしまう
ポイントになり,今回のようなベランダデッキの
裏側の他,窓サッシ,エアコン室外機周り,換気口
などなど標的となることがあるので出来る限り
隅々まで定期的に点検を行っておくことを
お勧め致します。
そして過去にハチに刺されてしまった事のある
方はアナフィラキシーショックなどの症状が発症
してしまう事もありますので十分ご注意ください。
一度であっても刺されないことが重要になるので
もしも蜂の巣を発見しても不用意に近付かない
ようにしその時点ですぐに対処しておく
ことが重要になります。