2020年4月26日(日)
一戸建て御自宅の二階一室にて突然ハチが姿を
現したので室内に入れない!
ということでお困りの御連絡を頂いたのですが
そんなハチは前日には存在しなかったという
ことで,屋外ではなく完全な室内に姿を
現したということだったのです。
そちらのお部屋の窓は開放した覚えはなく
完全に閉め切った状態だったので一体
何処から姿を現したのか全く理解出来ず
気持ちの悪い状況だったのです。
そんなハチが姿を現したので室内では完全に
くつろぐことが出来なくなり,そしてお部屋の
ドアも閉め切り封印状態に。
その後も時々慎重にドアを開け室内を確認した
ところ,変わらず蜂が籠城している状態だったので
御相談のお電話を頂いたのでした。
毎年屋外のお庭などではよく蜂の姿を目撃して
いたのですが,その際は巣作りされている様子は
なかったので特に気にはされていなかった。
しかし今回は屋内に蜂が出現するという異様な
事態だったのでご相談頂いたのです。
こういった状況でございました。
ハチの種類はアシナガバチ。
今回のケースのように突然室内にてハチが姿を
現すという事態も,蜂の種類を問わず時期や
状況によって発生することがあるのです。
アシナガバチに関しましても時期によっては
そのような事態が発生する事があるのですが
ハチの種類を問わず,やはり室内にハチが姿を
現すとかなりパニックとなってしまうのは
間違いないでしょう。
それがもしも複数の場合はかなり危険で
そちらのお部屋には全く立ち入れないという
状況に陥ってしまうのです。
中には窓を完全に閉鎖していたつもりが実は
少し開いていたという状態で,室内にたまたま
ハチが侵入してしまったというケースも
あるのですが,完全な密室状態であっても
状況によっては室内に姿を現すのです。
今回はハチの種類はアシナガバチでこの時期に
なるので,可能性の高い要因としましては
屋内側の何処かにて元々存在していた
アシナガバチが誤って室内に侵入して
しまったという事が考えられるのです。
屋内側つまり屋根裏内や壁面内部などに存在
していたアシナガバチが誤って室内に侵入
してしまったというわけです。
存在していたといっても巣作りしていたという
わけではなく,アシナガバチに関しては屋内側の
屋根裏内などにて冬眠に入るケースがよくあり
そして時期的に考えて,その冬眠していた
アシナガバチたちが目覚め,元々屋外へ出入り
していた箇所とは異なる箇所から出てしまい
誤って室内に侵入してしまった可能性が
高いというわけです。
室内側にてハチなら容易に侵入出来てしまう
隙間などが生じてしまっていたら,そちらから
屋外と勘違いし室内に侵入してしまうという
事態が発生してしまうのです。
屋内側にて冬眠に入っていたということは
それは間違いなく昨年の段階で周辺にて
アシナガバチが巣作りしていたという
ことになるので,やはりこういった厄介な
事態を回避するためにも屋外にて巣作り
されている巣を活動中に発見しておき
完全に駆除しておくことが重要という
ことにも繋がります。
春先の時期は単なる巣作り以外にも今回の
ような事態が発生することもありますので
念のため注意が必要になります。
早急に調査駆除にお伺い。
まずは屋外にてしばらくハチの動向調査を
実施させて頂くと,やはりあちらこちらにて
アシナガバチの飛翔を確認。
既にそれぞれのハチが巣作りを開始して
いる,あるいは営巣箇所を探索している
といった状況。
屋外側より該当の二階一室部分を調査した
ところ,ちょうど一室上部に位置する外壁には
屋根裏の通気口が設置されていたのでやはり
そちらからアシナガバチが出入りしていた
可能性が高かったのです。
そして該当のお部屋の室内の調査実施。
すると正体はフタモンアシナガバチ。
室内側の窓際に不自然に存在したのです。

捕獲駆除完了。
次に室内の状況を調査させて頂くと
すぐに原因が判明。
屋根裏内へ上がるための開口部部分に構造上
発生してしまっていた隙間が存在。

どうやらこちらから室内に誤って侵入して
きてしまったということで間違いなし。
その他の箇所全域も調査させて頂いた結果
他では室内に侵入される箇所は全く
無かったのでそちらが原因だったのです。
屋根裏内の状況を調査しますと,やはり通気口
部分はハチなら容易に侵入出来てしまう状態
だったので,想定通り冬眠箇所になっていた
ということ。
現時点では屋根裏内にはその他のアシナガ
バチは潜んでいないことを確認出来たので
今後室内に侵入されぬ様,隙間部分は閉鎖。

これでひとまずはご安心頂けます。
念のため屋外全域の細部まで調査させて頂き
現時点では巣作りされていないことを確認
出来ましたので調査駆除作業の完了。
ですが今後に関してはいつ何時敷地内にて
巣作りされてしまうか分かりませんので
定期的に全域の点検を行っておく
必要があります。
今回のケースというのは稀な状況でしたが
ハチの種類や時期,状況などによっては窓を
閉め切っているのにも関わらず,突如として
完全な室内にハチが姿を現すということもあり
日常生活にかなり影響が出てしまうのは
間違いございませんので,そのような事態が
発生することもあるという事を念のため
御認識頂ければと思います。
そういった事態が発生するということは
間違いなく周辺にて巣作りされていたという
ことになりますので,やはり敷地内全域の
点検を定期的に行っておき,巣作りされて
いたとしてもその時点で完全に駆除
しておくことをお勧め致します。