2020年4月21日(火)
一戸建て御自宅二階バルコニーが少し厄介な
事態に陥ってしまっている!
ということでお困りの御連絡を頂いたのですが
そちらのバルコニーでは定期的に洗濯物を干す
ために出入りしているのですが,つい最近になり
頻繁にハチの姿を見かけるように!
それも一匹のみではなく複数の蜂の姿がある
ので,かなり気になってしまうことに。
昨年以前も蜂の姿を目撃していたのですが
それほど複数の蜂を目撃することも無かった
ですし,バルコニー内に侵入して来るような
ことも無かったので今回はかなり危険を
感じるようになったのです。
その後も洗濯物を干す度に蜂の姿を目撃して
いたので,巣作りを疑いバルコニー内全域を
くまなく点検してみたのです。
するとなんと腰壁上部に設置されている手すり
部分に小さな蜂の巣があるのを発見!
やはり巣を作られていたのか...
そしてそちらの巣には一匹のハチの姿がっ!
まだ巣は小さかったのでご自分で駆除を
行おうと思い,次に近付いたところ,先程の
一匹のハチの姿は無かったのでちょうど
良いと思い巣を払い落したのです。
その他の箇所も調べたところ,巣作りされて
いる様子は無かったのでこれで安心。
そう思い,再度翌日バルコニーへ。
するとなんと前日には無かった窓サッシ
部分にも作り立ての蜂の巣があったのです!
そんな状況にかなり困惑されたのです。
そしてバルコニー周辺ではやはり複数の
ハチが飛んでいる状況でふとバルコニー外側に
目を向けたところ,なんと外側部分に設置
されている排水口の中に侵入する蜂の姿!
まさか排水口内部にも巣作り!?
ですが内部は完全に見えなかったので
巣を作られているのかどうかは分からず。
他でも巣作りされているかもしれない...
徐々に不安度が増していったのです。
そんな状況だったので洗濯物を干すのにも
支障が出てしまうことに。
かなり気持ちの悪い状況なので
なんとかしてほしい...
こういったお悩みでございました。
ハチの種類は詳しくお聴きした結果
アシナガバチで間違いなし。
今回はバルコニー内外で複数のアシナガバチの
姿を目撃していたという事なのですが
時期的に判断しまして全てのハチがつい最近に
冬眠から目覚め,巣作りを開始しようとしている
あるいは巣作り箇所を探索している状態の
新女王蜂になるのです。
ですので数匹おれば,それぞれのハチの数だけ
巣が存在する,あるいは巣がこれから出来上がる
ということになるのです。
今回のお客様宅バルコニー周辺でも複数のハチが
既に巣作りを開始している,あるいは巣作りを
開始しようとし飛来して来ているということで
ほぼ間違いないのです。
今回のようにアシナガバチに関しましては
この時期からそろそろ巣作りを開始し出す
時期になりますので,御自宅敷地内にて
アシナガバチの姿を目撃した場合は動向に
ご注意頂ければと思います。
そしてもしも巣作りされてしまったとしても
この時期に発見し完全に駆除出来れば
それだけ危険性を最小限に抑えることが出来
そして様々な弊害を防止することにも
繋がりますので,この時期から敷地内に
気を配っておくことをお勧め致します。
今回のお客様は手すりに巣作りされていた巣を
ご自身で駆除なさったのですが,そういった際は
この時期かなり注意が必要なポイントがあり
それは巣にハチの姿が無い状態で巣のみを
払い落してしまうというケースです。
この時期というのはまだ巣の内部からは蜂が
誕生していないので,巣に対してハチの数が
一匹のみとなり,その一匹のハチは餌の捕獲
などのために頻繁に巣を離れるので巣にハチの
姿が無いことが多いのです。
巣を離れていたハチというのは必ず巣へ戻って
くるのですが,その際払い落され巣が無くなって
いたとしても,すぐに新たに同一箇所あるいは
近辺に巣作りを開始してしまうことがあるので
厄介な弊害が発生してしまうのです。
この時期は特にそのような事態が発生する
リスクが高いのでご自分で駆除を行う際は
完全な駆除を実施して頂くことが重要です。
早急に調査駆除にお伺い。
まずはバルコニーの全域を見渡せる箇所より
ハチの動向調査を実施。
しばらくするとやはり蜂の姿!
正体はセグロアシナガバチ。
するとそのハチはバルコニー腰壁外部に設置
されていた排水口部分へ侵入!

やはり巣作りされているのか!
しかし一匹のみではなく,複数のハチが
出入りしているのを確認したのです。
この時期は巣に対してハチの総数は一匹のみ
になるので,ということは複数巣作りされて
いるということなのか。
原因究明のために慎重に調査駆除実施。

排水口部分にまずは薬剤注入し,内部を確認。
するとそこには内部いっぱいに広げて
巣作りされているアシナガバチの巣が存在。

こちらの巣は昨年に巣作りされていた巣。
実は気付かぬうちに排水口内部に
巣作りされていたのです。
これで原因が判明。
昨年巣作りされていたこちらの巣より
最終的に新女王蜂が誕生したのですが
巣を飛び立たずにそのまま巣にて冬眠に
入っていたということなのです。
基本的には最終的に全てのハチが巣を
飛び立つのですが,営巣箇所などによっては
飛び立つことなく,そのまま巣にて冬眠に
入るケースもあるのです。
その女王蜂たちがつい最近に冬眠から目覚め
周辺にて巣作りを開始していたという
ことで間違いなさそう。
そちらの巣を撤去したところ,下部には
新たに巣作りされていた巣も確認。

同排水口内にて新たに巣作りを開始
していたのです。
そちらも完全に駆除完了。
しばらく飛来するアシナガバチを駆除し
バルコニー内も調査実施。
すると窓枠部分にも作り立ての巣が存在。
それぞれのアシナガバチが巣作りを開始
していたということ。
完全に駆除し,バルコニー及び敷地内その他の
箇所全域も細部まで調査実施。
結果,他では現時点では巣作りされていない
ことを確認出来ましたので調査駆除作業の完了。
これでとりあえずはご安心頂くことが
出来ますが,周辺ではその他のアシナガバチも
多数生息しているのは確実ですので今後も
敷地内全域に注意を払う必要があります。
今回は排水口の巣から飛び立つことなく
そのまま巣にて冬眠に入っており,それらが
冬眠から目覚め周辺にて巣作りを開始していた
というケースだったのですが,敷地内が冬眠
箇所になっていなくても,この時期からは
敷地内にて巣作りされてしまいますので
この時期からは全域に注意を払って頂き
定期的に点検を行っておくことが重要です。
そうして巣作りされてしまっても早期に異変を
察知し完全に対処しておくことで危険性を
最小限に抑えられますので,出来る限り早めの
うちから点検されることをお勧め致します。