「原付バイクに蜂の巣があるかも!」【伊丹市のハチ駆除】2021/08/18
御自宅敷地内の別箇所にて蜂の巣があるのを発見したのをきっかけに,原付バイクにも恐れがっ!調査駆除の全容を御紹介させて頂きます。
板倉敦司
板倉敦司

伊丹市戸建て住宅敷地内

コンクリートブロックにハチの巣!


2021年8月18日(水)


御自宅敷地内の門扉付近のコンクリートブロックの
中に二ヶ所に渡ってハチに巣作りされているのを
発見し,更には長期間使用していなかった原付バイク
にも巣作りされているかもしれない!


というかなりお困りのご連絡を頂いたのですが
門扉付近に関しては敷地外周に設置されている
ブロック塀のコンクリートブロックに巣作りされて
いるということでブロックの空洞部が標的と
なってしまったのです。


そして原付バイクに関しては長期間使用していなかった
ので敷地の裏手辺りに保管されていたのですが今回
たまたま付近を通りがかった際,ハチの姿を目撃!


するとその蜂はなんとバイクのカウルの隙間から
内部へ侵入したのです!


まさかの光景にかなりビックリ!


ハチの出入りは確認出来たのですが完全な内部だったので
目視出来ず巣作りされているのかは分からず。


コンクリートブロックに関してもまさかそのような箇所に
巣を作られるなんて思いもしなかったので今まで全く
気になさることはなかった...


そして今回コンクリートブロック部分に関してもたまたま
ハチが空洞部に侵入するのを確認出来たので蜂の巣の
発見に至ったのでした。


まさかこんな状況に陥っていたなんて思いもせずその後は
気になって仕方のない状況に。


危険を感じましたがご自分で駆除を行うことに。


コンクリートブロック及び原付バイクにも
駆除スプレーを噴射!


それぞれ噴射した際,駆除出来たハチもおれば
駆除出来ず辺りで飛び回るハチの姿も!


原付バイクに関しては巣が見えないため内部に噴射
したところ複数のハチが飛び出してきたということ。


もちろん巣は撤去出来ず。


そしてコンクリートブロックに関しても巣は
撤去出来ずそのままの状態。


こういうことでございました。


ハチの種類はアシナガバチ。


今回のお客様宅では気付かぬうちに複数箇所に渡って
アシナガバチに巣作りされていたのですが,このような
事態はよく発生するのです。


複数箇所に巣作りされているケースではその年のみならず
実は昨年以前から敷地内にてアシナガバチに巣作りされて
いたという状況が多くなります。


ですので今回のお客様宅でもそのような事態が
発生していることも考えられるでしょう。


複数箇所に巣作りされてしまう事態は発見が遅れて
しまえばしまう程発生しやすくなりますので,出来る限り
早期に発見し完全に駆除しておく事が重要になります。


今回巣作りされていたコンクリートブロックというのも
アシナガバチに関しまして注意が必要なポイントの
一つになります。


ブロック塀の一部が標的となることもあるのですが意外と
敷地内の何処かにいつの間にか存在しているという事もあり
そんなブロックが標的となってしまうのです。


簡易的な階段として設置されている,あるいはエアコンの
室外機のかさ上げのためにブロックを設置しているなど
様々な状況下でコンクリートブロックが設置されている
こともありますので,そんなブロックが存在しないか
どうかの把握を行って頂ければと思います。


そして意外な営巣箇所としまして今回のお客様宅の
状況のように原付バイクが挙げられます。


原付バイクに関しましても至る箇所がアシナガバチに
巣作りされてしまうことがあり,蜂の巣が見える箇所に
巣作りされることもあれば,今回のようにカウル内側など
一見しただけでは巣の確認が出来ないことも多いのです。


それは長期間利用されずにガレージなどに駐輪されたままの
状態になっている場合,特に標的となりやすいのでもしも
そのようなバイクが駐輪されている場合は要注意です。


早急に調査駆除にお伺い。


まずは門扉付近のコンクリートブロックの調査。


そこは門扉からそれほど離れていなかったので訪問
された方にも影響が及んでしまう恐れのある箇所。


外構部分に設置されていたブロック塀。


空洞内部に巣作りされており,セグロアシナガバチの巣。


コンクリートブロック蜂の巣


空洞部いっぱいに広げる形で巣作り。


もう一方は初期サイズの巣。


ブロック塀蜂の巣


現時点で巣に蜂の姿は無かったので駆除スプレーを噴射
した際に駆除出来ていたのか,それとも生き残りは
別箇所へ既に移動した可能性。


それぞれ跡形なく完全に除去完了。


ハチの動向調査を実施しつつ,原付バイクの調査。


原付バイク蜂の巣


すると辺りでは通常の動向ではないハチの姿。


これらは駆除スプレーを噴射した際に駆除出来て
いなかったハチが飛び回っているということ。


現時点でカウル内部に出入りしているハチの確認は
無かったので内部の調査実施。


するとフロントカウル内側部分に同種のハチの巣。


カウル内側蜂の巣


やはり巣作りされていたのです。


異変を察知出来ずに移動などなさることがなくて
良かったのです。


こちらも完全に撤去完了。


しばらく双方の箇所にて動向調査を実施したところ
やはり通常の動向でないアシナガバチが多数。


それらを出来る限り捕獲駆除実施し,念のため敷地内
その他の箇所も細部まで調査。


するとやはり想定通りその他の箇所にも過去に巣作り
されていた痕跡が複数存在しましたので,以前から
気付かぬうちに標的となっていたことが判明。


幸い現時点では巣作りされていないことを確認
出来ましたのでほぼハチを退治出来たところで
駆除作業の完了。


今回のケースのように敷地内にいつの間にかハチに
巣作りされていたという事態もよくあり,発見が
遅れてしまう程,複数箇所に巣作りされてしまい
気付けば蜂の巣だらけになっていたという事態も
よくありますので,そんな事態を回避するためにも
定期的な点検が重要になってきます。


そして今回のお客様のようにご自分で蜂の巣駆除を
なさる方もおられると思うのですが,完全に駆除出来て
いなければ周辺で飛び回ってしまったり,近辺にて
ハチが群がり出す,新たに巣作りを開始してしまうなど
様々な弊害が発生してしまうこともありますので
必ず万全の態勢で行うことが重要になります。


住宅街などであれば近隣にお住まいの方々にも影響が
出てしまいますので十分ご注意頂ければと思います。