2020年8月5日(水)
御自宅の台所換気扇の内部,つまりダクトの
内部にハチに巣作りされているかもしれない!
ということで御相談を頂いたのですが
そんな状況を疑うきっかけとなったのが
少し前から台所の換気扇を回した際
微かにブーンというハチの羽音のような
物音が響いていた事だったのです。
当初は換気扇の異音だとそれほど気には
していなかったのですが,換気扇の異音だと
しても酷くなるようであれば修理を
行う必要もある...
そしてその後も換気扇を回す度に虫の羽音の
ような音が鳴り響き,日に日にその音の
大きさが増しているような気が...
ということはいよいよ換気扇の修理を考える
必要があると感じ始めたのです。
そんな中,いつも通り換気扇を回すとやはり
異音が響き渡る!
かなりストレスを感じることに。
ですのですぐに換気扇をストップ...
ここで異変...
換気扇を止めたなら異音も止まるはず...
ですがその異音は鳴りやまず...
よく異音を聴いてみたところ,やはり
それはハチのような羽音だったのです。
ここでハチの巣作りを疑うことに
なったのでした。
ですので換気扇の外側,つまり屋外の外壁に
設置されている換気口の状況を確認して
みることに。
お客様宅はマンションの一室だったので
換気口はベランダに設置されている状況
だったので,すぐに確認出来る状況。
ベランダに出て頭上の外壁に設置されている
換気口に目を向けたところ,なんとそこには
複数のハチが飛び回っており,そして換気口の
内部にハチが出入りしていたので,そんな
光景にかなり驚愕されたのです。
換気口の内部なので確認することが出来ず
蜂の巣自体は目視出来ていないということ。
そんな状況を発見したのでその後は換気扇が
使えなくなったのでなんとかしてほしい...
こういったお悩みでございました。
ハチの種類は詳しくお聴きした結果
スズメバチで間違いなし。
今回のケースのようにマンションや戸建て住宅
などを問わず,建物の外壁に設置されている
換気口の内部,つまりダクト内に蜂に巣作り
されてしまうケースも換気口の状況に
よってはよくあるのです。
外壁の換気口の構造がハチなら容易に侵入
出来てしまう状態であれば内部に侵入され
ダクト内に巣作りされるというわけです。
その他の種類のハチであれば巣作りしている
というわけではなく,別の要因でダクト内に
侵入されるケースもあるのですが,今回は
状況から判断して巣作りされている恐れ。
普段日常的に使用していたとしても標的と
なってしまうことがあるのですが,普段全く
使用していない換気扇などはやはり特に
ダクト内が標的となりやすいのです。
ですのでもしもそのような換気扇などが
存在する場合はダクト内に蜂に巣作りされて
しまうケースがあるという事を御認識頂き
定期的に屋外側の換気口からハチが出入り
していないかどうかの点検を行っておく
ことをお勧め致します。
換気扇を使用出来ない状況なので
早急に調査駆除にお伺い。
ベランダの状況を確認したところ,該当の
換気口はベランダ壁面の頭上辺りに設置。

しばらくハチの動向調査を実施したところ
現時点では特に蜂の出入りは無し。
今回のお客様宅の換気口はやはり蜂なら
容易に侵入出来てしまう構造だったので
標的となってしまったのです。
慎重に最接近し,まずはダクト内を調査した
ところ,やはり巣作りされていたのです。
ハチの正体はキイロスズメバチ。
ダクト内のかなり奥まった箇所に巣作り
されており,ダクトいっぱいに広げる形で
巣作りされていたので,恐らく換気の
効率も悪かったことでしょう。
状況が把握出来ましたので駆除実施。

巣の内部にいるスズメバチを全て退治し
戻りバチがおれば駆除しつつ,巣の撤去。
今回のダクトは最奥辺りで蛇行しており
その蛇行している先に巣作りされていたので
少し困難でしたがなんとか全ての巣を
完全に撤去完了。
その内部を確認したところ,ほとんどの成虫の
姿は無く,そして幼虫やサナギ状態のものも
ほぼ存在していない状況だったのでどうやら
今回は既に別箇所へと移動を開始していた
という状況だったのです。

やはり換気扇を度々使用され,居心地が
悪かったので別箇所へと引っ越しを
行ったというわけです。
こういった状況でもこちらへ飛来してくる
ハチがおりますので,念のためしばらく待機し
それらも捕獲駆除実施。
ほぼ駆除出来たところで駆除作業の完了。
これで問題無く換気扇を使用して頂けます。
今回のケースのように外壁に設置されている
換気口というのも構造によっては内部に
侵入されダクト内に巣作りされてしまう事も
ありますので,それぞれの換気口の構造を
把握しておくことをお勧め致します。
そしてそれぞれの換気口が何処に設置されて
いるのかを把握しておくことも重要です。
ダクト内に巣作りされてしまうと,巣が大きく
なればなるほど十分に換気が出来ないなど
弊害が発生してしまいますので要注意です。
更には室内側の換気扇の状態によっては
ハチが誤って室内に侵入して来てしまう
という厄介な事態に陥ってしまうケースも
ありますので,そんな事態を回避するためにも
出来る限り早期に異変を察知しておく
ことをお勧め致します。
特に普段全く使用していない換気扇が存在
する場合は標的となりやすいので定期的に
屋外に設置されている換気口の状況を
点検しておくことが重要になります。