2021年9月4日(土)
御自宅二階のバルコニーに大きな蜂の巣があるのを
発見したのでかなり危険な状況!
というお困りのご連絡を頂いたのですがその蜂の巣は
バルコニーの頭上に設置されているひさし部分に
巣作りされているということ。
実はそんな蜂の巣を発見なさったのはお客様ではなく
お隣にお住まいの方だったのです。
お隣様宅も二階にバルコニーが存在し,そちらでは定期的に
洗濯物を干していたのですが,つい最近いつも通りバルコニーに
出ていたところ,ふと視線の先に多数の虫のような物体が
飛び回っているのを発見!
そこはお客様宅の二階バルコニー付近。
そしてふとバルコニーに目をやると見慣れない真ん丸の
物体が不自然にあるのを発見!
よく見るとなんとそれはいわゆるスズメバチの巣だったので
かなり驚かれたのです。
飛び回っている虫は蜂とご理解されたのでした。
かなり危険を感じたのですぐにお客様にご報告。
バルコニーに出るのは危険を感じたため屋外の地上から
バルコニーを確認したところ,ハチが飛び回りそこは
とんでもない状況だったのですぐに駆除をご決断
されたのでした。
実はお客様宅の該当の二階バルコニーは普段全く使用
しておらずバルコニーに出ることは無かったのです。
ですので全く蜂の巣の存在に気付けなかった...
まさかこんな状況に陥っていたなど思いもしなかったので
かなりの悩みの種となってしまったのです。
こういったお悩みでございました。
今回のケースのようにバルコニーにいつの間にか蜂に
巣作りされており,発見出来た頃にはかなりハチが飛び
回っており危険な状況に発展していたという事態も
よくあることなのです。
普段バルコニーにて洗濯物を干したりで使用していた
としても巣作りされてしまうことがあるのですが
今回のお客様宅の状況のように全く使用しておらず
バルコニーに出ることが無いという状況であれば特に
ハチの標的となりやすく危険な事態に陥りやすいのです。
そして住宅街などであれば住宅通しが隣接している
ケースがほとんどですので気付かぬうちに近隣に
お住まいの方に影響が出てしまうことがあるのです。
蜂に巣作りされている対象のお宅のバルコニーの前が
お隣様宅のバルコニーに隣接しているという状況も
よくあることで,対象の方はバルコニーに出ないので
影響が無いとしてもお隣様は頻繁にバルコニーを利用
している状況なので,ハチが飛び回り影響が及んで
しまうというわけです。
そのような事態もよく発生しますので近隣にお住まいの
方々に影響が出てしまうということも蜂の巣に関しては
ご理解頂いた方が良いでしょう。
刺されるなど被害が発生していなくてもバルコニーに
出られないなど日常生活に支障が出てしまいますので
ご注意頂ければと思います。
それは時が経過すればするほど事態が悪化しますので
出来る限り早期に異変を察知しておき,早期に対処
しておくことが重要になります。
早急に調査駆除にお伺い。
該当のバルコニーを確認しますと,かなりハチが飛び
回っている状況だったので不用意にバルコニーには
出られない状況だったのです。
気付かずバルコニーに出ることが無く良かった
と言える状況。
頭上に設置されているひさしに巣作りされていたのですが
室内からの窓越しには見えない箇所だったのでそちらの
室内を利用していたとしてもバルコニーに出ることが
無ければ気付きにくい箇所だったのです。
このようにバルコニーに限っても少しでも目の届きにくい
箇所に巣作りされてしまうと,窓越しだけでは異変を察知
出来ませんので必ずバルコニーに出て隅々まで気を
配っておくことが重要になります。
ひさしに頑丈に巣作りされておりキイロスズメバチの巣。

ハチの総数はかなり増加している様子。
キイロスズメバチに関してはかなり凶暴で最もハチの
数が増加していきますので地域によっては要注意な
スズメバチになります。
駆除実施で慎重に巣に最接近。

全てのスズメバチを退治し巣も完全に撤去完了。

夜間に駆除となったため戻りバチに気を使う必要はなし。
念のため敷地内その他の箇所全域も調査。
結果,その他の箇所では問題ないことを確認
出来ましたので駆除作業の完了。
これで現時点ではご安心頂くことが出来ますが今回の
バルコニーに関して今後も使用しないようであればハチの
標的となる可能性が高いので,定期的に隅々まで点検を
行っておく必要があります。
今回のお客様宅の状況のようにもしも全く使用していない
バルコニーが存在する場合は蜂に巣作りされてしまっても
気付くことが出来ず,いつの間にか近隣にお住まいの方々に
影響が及んでしまう事態もよくありますので,そんな事態を
回避するためにも定期的な点検が重要になります。
特にハチの種類がキイロスズメバチの場合はあっという間に
事態が悪化していきますので出来る限り早期に異変を
察知し対処しておくことをお勧め致します。