2021年8月17日(火)
久々に御実家に帰省したところ,蜂の巣を発見して
しまったのでゆっくりとくつろげない!
ということでお困りの御連絡を頂いたのですが,それは
テラスの頭上に設置されている屋根部分に巣作り
されているということ。
蜂の巣を発見なさる前から室内側から窓越しにやたらと
ハチの姿を目撃していたのですが,その際はたまたま
だろうとそれほど気にはされていなかったのです。
そんな中,該当のテラスに出たところ,そこは
かなり危険な状況だったのです。
頭上をハチが飛び回っており中にはこちらへ
向かってくるハチの姿も!
かなり危険を感じたのですぐに室内に避難。
そしてしばらく経過後,屋外側よりテラスの点検を
行ってみたところ,なんと屋根部分に蜂の巣があり
多数のハチが群がっていたのでかなりビックリ!
そんな蜂の巣を発見してしまったのでその後は
気になって仕方のない状況になってしまったのです。
お住まいのご家族の方に確認しますと,今まで全く
気付かなかったということ。
実はそちらのテラスはご家族の方は使用しておらず
全く出ることが無かったので状況を把握
出来なかったのです。
帰省で滞在中になんとかしてほしい...
こういうことでございました。
ハチの種類は詳しくお聴きした結果,アシナガバチ。
今回のケースのようにお住まいになられている方は蜂に
巣作りされていることに全く気付けず,帰省などで久々に
訪問されてきたご家族の方が蜂の巣を発見なさる
という事態もよくあるのです。
帰省されることが多いのは真夏のお盆休みを利用され
帰省されるケースが多いと思うのですが,その時点では
既に蜂の巣は巨大化しており,ハチの数もかなり増加
しているケースが多いのです。
普段お住まいになられている方は日常生活の上で全く
目を向けない箇所というのが存在することが多く
知らず知らずのうちに巣作りされてしまい,危険な
状況に発展しやすいのです。
そして今回のように帰省などで第三者の方が客観的な
目線で確認すると異変を察知出来ることがあるのです。
普段日常的に生活している上では全く気になさらない
箇所というのがかなりの確率で存在することが多く
今回のようなテラスであったり,ベランダ,勝手口などなど
そのような気になさらない箇所というのが最も重要に
なりますので,定期的に気を配っておくことが重要になります。
そして長期休暇を利用し御実家などに帰省された場合は
お住まいの方では気付けない箇所というのが存在する
はずですので客観的な目線で一度全域の点検を
行って頂ければと思います。
迅速に調査駆除にお伺い。
該当のテラスを確認しますと,かなり危険な状況。
そこら中でハチが飛び回っていたので全くテラスには
出ることが出来ない状況だったのです。
頭上に設置されていた屋根部分に巣作りされており
セグロアシナガバチの巣。
時期的に巣は巨大化しておりハチの総数もかなり増加。

今回のようなテラスの屋根などに巣作りされてしまった場合
室内の窓越しからは完全に見えないことが多いので
必ず屋外側から点検を行うことが重要になります。
今回お住まいのご家族の方もテラスには全く出ることが
なかったので異変を察知出来なかったのです。
状況が把握出来ましたので駆除実施で慎重に巣に最接近。

現時点で巣にいるハチを全て退治し巣も完全に撤去。
ここからは多数の戻りバチを捕獲駆除し,念のため
敷地内その他の箇所全域も調査。
するとその他の箇所でも多数のハチの動向を確認。
そこはお庭の片隅になり,植木鉢に使用されていた支柱を
束ねて保管していた箇所辺り。
そちらの物陰にてハチの動向を確認したのです!
慎重に調査したところ,支柱の裏側に当たるお隣様敷地内との
境目であるフェンス部分に巣作りされていたのです。
テラスと同種のアシナガバチの巣。

気付かぬうちに別箇所にも巣作りされていたことが判明。
合わせて駆除となりこちらもハチ駆除後,巣も完全に除去。
お住まいの方はお庭にもほぼ赴くことは無かったので
状況を把握出来ていなかったのです。
その他の箇所では現時点では巣作りされていないことを
確認出来ましたので双方の戻りバチを退治出来た
ところで全ての駆除作業の完了。
これでご安心して頂くことが出来ます。
ですが状況が状況なだけに今後はテラスやお庭など全域の
点検を定期的に行っておく必要がありそうです。
今回のケースのように普段何気に暮らしているすぐ傍に
いつの間にかハチに巣作りされてしまい,時が経過し危険な
事態に陥ってしまうこともよくありますので出来る限り
敷地内全域に気を配っておくことが重要です。
特に日常生活の上ではほぼ目を向けることの無い箇所が
あればかなり要注意なので,まずはそのような箇所を
把握して頂ければと思います。
そして久々に御実家などに帰省された際は念のため
敷地内の点検を客観的な目線から行って頂くことを
お勧め致します。