八幡市内戸建て住宅二階窓枠上部に巣作りされていた!2021年7月8日(木)窓枠のレール部分に蜂の巣があるのを発見してしまったため,窓が開けられない!ということでかなりお困りのご連絡を頂いたのですが,その窓は御自宅の二階一室に位置していたのですが,お部屋の外部はベランダとなっている状況。そのベランダへ出るための窓部分に蜂の巣があるのを発見したというわけだったのです。ですのでベランダへ出られない...そちらのお部屋は普段から普通に使用しており全く使用しておらず状況が把握出来にくいというわけではなかったのです。ですが使用していたものの,ほとんど窓を開けることはなく,そして該当の窓側は常時カーテンが閉められている状態だったので外側部分は全く見えず今まで気付くことが出来なかったのです。そして今回久々にベランダに出ることになり,窓を開けるためカーテンを開けたところ,すぐに異変!なんと窓のすぐ傍をハチが飛び回っていたのです!まさかの光景にかなりビックリ!するとその蜂は窓の上部辺りへ!そちらをよく確認してみると,なんと窓枠部分に蜂の巣があり,多数のハチが群がっていたのでかなり驚かれたのでした。それは窓枠のレール部分に巣作りされており出入りする窓とは反対側だったのですが,窓を開けると間違いなく蜂の巣に接触してしまうため,完全に窓が開けられないというわけだったのです。その後はかなり気になってしまい,室内にてゆっくりとくつろぐことも出来なくなってしまったのでした。こういうことでございました。ハチの種類は詳しくお聴きした結果,アシナガバチ。今回のケースのように窓サッシの内側である窓枠のレール部分というのもアシナガバチに巣作りされてしまうことがあり,巣作りされてしまうとかなり厄介な事態に陥ってしまうのです。今回のお客様宅の状況のように窓を開けた際に巣に間違いなく接触してしまうというケースや,窓を開放した際に誤って複数のハチが室内に侵入してしまうなど様々な弊害が発生してしまうのです。今回のお客様は窓を開けてしまう前に異変を察知し蜂の巣を発見出来たので良かったのですが,もしも気付かずに窓を開けてしまった場合はそのような事態に陥りやすいのです。過去には窓を開けた際に蜂の巣を完全に破壊してしまい近辺にてパニックとなった蜂が多数飛び回り,そして室内に複数ハチが侵入してしまったという事態も実際に発生しておりましたので,そんな事態を避けるためにも窓枠部分というのも注意が必要です。特に普段開閉していない窓があれば要注意となりそんな窓を久々に開放なさる際は必ず事前に窓枠部分に蜂の巣が無いかどうかの確認を行ってから開放なさることをお勧め致します。窓が設置されている一室などを全く使用していない状況の場合は標的となる確率は高いのですが,今回のように普段日常的に使用していたとしても全く開閉なさらない窓があれば注意が必要になりますのでそんな窓が無いかどうかの把握も重要になります。窓が開けられないので迅速に御対応。該当一室の窓を確認しますと,それは窓枠レール部分に頑丈に巣作りされており,フタモンアシナガバチの巣。そして窓を開けてしまうと完全に巣を破壊していた恐れがあったので窓を開ける前に異変を察知出来て不幸中の幸いだったのです。窓に関しては開放なさる側の窓であっても巣を破壊してしまうことがあり,危険な事態に発展しやすいのです。発見が遅れある程度巣が巨大化してくると,窓枠部分と窓自体にも広げていくことがあるため,窓を開放した際に巣を破壊してしまうというわけです。ですのでそんな観点からも出来る限り早期に発見しておくことが重要でしょう。状況が把握出来ましたので駆除実施。巣にいるハチを全て駆除し巣も完全に撤去。夜間の駆除となったため戻りバチに気を使う必要はなし。ここからは念のため敷地内その他の箇所全域も細部まで調査実施。するとその他の箇所でも同種のアシナガバチに巣作りされていることが判明。こちらは一階の窓サッシ下部。知らず知らずのうちに巣作りされていたのです。今回のアシナガバチに関しても同年度に複数箇所に巣作りされるという事態がよく発生しますので注意が必要なハチになります。合わせて駆除となりこちらも完全に駆除完了。窓サッシ下部に巣作りされた場合も窓を開けた際に室内に蜂が侵入してしまう確率の高い箇所になるので注意が必要なポイントになります。その他の箇所では問題無いことを確認出来ましたので全てのアシナガバチ駆除作業の完了。これで安心してベランダに出て頂けそうです。今回のケースのように窓のすぐ傍である窓枠部分に巣作りされてしまうと,窓が完全に開けられないという厄介な事態に陥ってしまいますので,普段ほぼ開閉されていない窓があれば特にご注意ください。そしてそのような窓を久々に開放なさる際は必ず事前に窓枠の隅々まで点検を行ってから開けて頂くことをお勧め致します。



