「室外機の中へハチが侵入した!」【精華町の蜂駆除】2021/04/17
相楽郡精華町内一戸建て住宅庭の室外機の中へハチが侵入!2021年4月17日(土)ご自宅一階の屋外に設置されているエアコンの室外機の中にハチが出入りしているのを発見したので巣を作られているかもしれない!ということでご相談のお電話を頂いたのですがそちらのエアコン室外機というのが庭に面した箇所に設置されている状況で,つい最近にそちら近辺の清掃を行っていた際,視線の先に一匹のハチの姿を確認!するとその蜂は辺りを飛び回った後,なんと該当のエアコン室外機の中へ侵入したのです!まさかの光景にかなりビックリ!たまたまなのか!?ですがしばらく経過してもその蜂は出てこない...かなり気になり接近して室外機の中を確認しようとしたのですが,内部は暗く見えず,危険を感じたのでそれ以上は確認することが出来ず。ですのでかなり気持ちの悪い状況。その後も定期的に様子を窺っていたのですが,出入りしている時もあれば全く気配の無い時もあった。巣を作っているのか分からない状況だったのですが気持ちが悪いのでなんとかしてほしい...こういったお悩みでございました。ハチの種類はアシナガバチ。今回巣を作っているのか分からないということでしたが,エアコン室外機の中に出入りしていたということは,間違いなく巣作りされている,あるいは時期的に巣作りを開始しようとしているということで間違いないと言えるのです。通常であればエアコン室外機の中にハチが侵入するなど全く考えられないからです。アシナガバチに関しましてエアコン室外機周りというのはかなり重要な営巣ポイントの一つになるのです。エアコンを使用されているご家庭であれば必ず屋外に設置されている室外機というのも注意が必要です。室外機の内外共に標的となってしまうのですが今回のように本体内部が標的となりやすいのは春先のこの時期になります。エアコンを使用されているご家庭であっても春先のこの時期というのは,まだ心地良い季節なのでエアコンを使用されていないご家庭がほとんどと思われますので,そんな状況下で本体内部が標的となってしまうというわけです。今回のお客様はたまたまハチが室外機内部に侵入するのを発見出来たので異変を察知することが出来たのですが室外機の設置されている箇所などによっては全く異変を察知出来ないケースもよくあるのです。そして気付かれないまま時が経過し,巣は大きくなり蜂の数も増加している夏頃に久々にエアコンを使用し出したところ,室外機周辺でパニックとなった蜂が飛び回ってしまい,厄介な事態に陥ってしまうのです。そんな事態が発生してしまうことも実際にありますので久々に冷房を使用なさる際は電源を入れる前に屋外の室外機の状況を点検しておくことをお勧め致します。室外機が設置されている箇所によっては住宅街などであれば,お隣様などに支障が出てしまう事もありますので十分な注意が必要になります。早急に調査駆除にお伺い。該当の室外機を確認したところ,それはお隣様宅敷地内などに隣接していない箇所でしたので周囲の方々に影響が及んでしまうことは無い箇所。やはりお客様宅でもこの時期はどのエアコンもまだ使用していない状況だったのです。詳しくお聴きした結果,お客様宅では以前にも敷地内にてアシナガバチに巣作りされたことがあったという事だったのでアシナガバチ特有の状況になります。アシナガバチに関しましては種類によっては毎年のように巣作りされてしまう事態がよく発生しますので,もしも過去に巣作りされたことのある方は特にエアコン室外機にご注意頂ければと思います。該当の室外機内部を調査したところ,ありましたセグロアシナガバチの巣。内部の上部に巣作りされており,巣は初期の段階。ほんのつい最近に巣作り開始した模様。現時点では巣にハチの姿はおらず,留守にしているようなのでしばらく待機しハチの動向調査。するとしばらく経過後,一匹のハチの姿。本体内部の巣へ一直線。こちらの一匹のハチが巣の主である女王バチ。逃さず駆除し巣も完全に撤去完了。巣の内部には卵が産みつけられている段階でまだ一匹も幼虫には孵化していない状況。これで完全に駆除完了ということです。ここからは念のため敷地内その他の箇所も細部まで調査実施。結果,現時点では他では巣作りされていないことを確認出来ましたが,お客様宅でもエアコンの室外機は複数台存在しましたので,今後はその他の室外機にも注意を払っておく必要があります。今回のお客様は早期のこの時期に異変を察知出来たので危険性を最小限に抑えることが出来,様々な弊害を防止出来たのですが,室外機の内部に巣作りされてしまうと一見しただけでは巣が見えず,発見が遅れてしまうことが多いので,ご自宅のそれぞれの室外機の状況を定期的に把握しておくことが重要になります。アシナガバチが巣を作り始める時期とエアコンを使用していない時期とが重なってしまい,本体内部が標的となってしまうケースが多いので要注意です。
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