尼崎市戸建住宅二階軒ベランダの屋根越しにハチの影がっ!2024年4月10日(水)御自宅の二階最上部に位置する軒部分にハチに巣作りされているのを発見した!ということで駆除のご連絡を頂いたのですがそこは少し厄介な位置になり,二階のベランダの頭上になるのですが,ベランダには雨よけの屋根が設置されているのでその屋根の更に上部に位置しているということだったのです。お客様宅では以前にもハチに巣作りされてしまったことがあり,その際はベランダの雨よけ屋根部分だったのですがベランダ側だったので駆除は容易に行えたのです。その際は巣は小さくハチの数も少なかったので御自分で駆除なさっていたのですが,今回は場所が場所だけにご自分では断念。以前に巣作りされたこともあり,毎年この時期より敷地内全域の点検を行うようにしていたのですが今回も同様に二階ベランダの点検も開始。頭上の屋根部分も点検していたところ,ふと屋根越しに一匹の虫の影を確認!それは一直線に該当の軒辺りへ!屋根越しには確認することが出来なかったので少し離れた位置にある窓より確認したところなんと軒部分に以前に巣作りされたことのあるような蜂の巣があったのでかなりビックリ!もしも屋根越しに影を確認することが無かったら発見はかなり困難だったかもしれない...巣が大きくなる前になんとかしてほしい...こういったお悩みでございました。ハチの種類は詳しくお聴きした結果アシナガバチ。今回のケースのようにベランダやテラスなどに雨よけの屋根が設置されていることも多いのですがその上部には一階や二階の軒が存在することになり,そちら部分に蜂に巣作りされる事態もよく発生するのです。軒の下部に屋根が設置されている場合は軒部分が一見しただけでは確認出来ないケースが多くそんな状況下でいつの間にか蜂に巣作りされてしまい,気付けた頃にはかなり巣は巨大化していたというケースが多いのです。屋根の素材によっては屋根越しに視認出来ることもあるのですが,ほとんどが屋根越しには見えないのでもしも御自宅のベランダやテラスなどに雨よけのための屋根が設置されている場合は屋根の内側のみならず屋根の更に上部に位置する軒部分なども注意を払っておくことが重要になります。屋根下からは確認出来なくても少し離れた位置などから状況を確認出来る事もありますのでそういった箇所から定期的に点検を行っておくことをお勧め致します。早急に調査駆除にお伺い。ベランダから確認したところ,頭上には屋根が設置されており屋根越しにうっすらと蜂の巣らしき物体が確認出来る状況。意識的に見ないと把握出来ない状況でしたのでもしもハチの影を確認出来ていなければ,かなり発見は遅れてしまっていたことでしょう。セグロアシナガバチの巣で時期的に初期段階。ふと雨よけ屋根の片隅を確認しますと,そこには複数のアシナガバチの巣の痕跡が存在しましたのでやはり以前からかなり標的となっていたということ。駆除実施で慎重に最接近。アシナガバチ退治後,巣も完全に除去実施。巣の内部を確認しますと,卵が産み付けられている状態でまだ一匹も幼虫にも孵化しておらず。あとひと月も発見が遅れていればこれらの幼虫が羽化し出すのでそれだけハチの数も瞬く間に増加していたことになるのです。ですのでこの時期に発見出来ればそれだけ危険性を最小限に抑えられるというわけです。ここからは念のため敷地内その他の箇所も調査。すると一階周りでもやはり複数の痕跡。窓サッシ部分,エアコン室外機周りなどなど同種のアシナガバチが過去に巣作りしていた痕跡が存在しましたのでお客様がお気付きになられていなかっただけで全域に渡って巣作りされていた事が判明。アシナガバチの中でも種類によってはこのような事態がよく発生し,日常生活の上では発見が困難な箇所に巣作りされ結果複数箇所に巣作りされてしまう事態に発展することもありますので常日頃から全域の隅々まで気を配っておくことが重要になります。幸い現時点では巣作りされていないことを確認出来ましたので駆除作業の完了。今回のケースのようにベランダや勝手口頭上などに設置されている雨よけの屋根の更に上部部分というのもご注意頂ければと思います。ハチの種類を問わず巣作りされてしまうとどうしても発見が困難な箇所になりますのでまずはそういった箇所が発生していないかの状況把握を行って頂ければと思います。そしてそのような箇所が存在する場合は出来る限り定期的に点検を行っておくことをお勧め致します。今回のお客様宅の状況のようにアシナガバチに関しては毎年のように巣作りされてしまったり複数箇所に巣作りされてしまう事態がよく発生しますので,発見出来た時点ですぐに完全に対処しておくことが重要です。