堺市南区戸建住宅二階窓自分では駆除出来なかった!2024年8月12日(月)一戸建て御自宅二階の窓付近にもしかしたら蜂の巣があるかもしれない!ということで御相談のお電話を頂いたのですが蜂の巣自体は何処にあるのか確認は出来ていないということ。そのような状況を疑うきっかけとなったのがつい最近にその窓が設置されている室内にてくつろいでいたところ,窓越しに何やら虫が行き来しているのを発見なさったのです。かなり気になりよく確認してみたところ,なんとその虫はハチであることが判明。そしてそのハチは頻繁にそちらの窓の横辺りへ行き来していたのです!まさか巣を作られている!?該当箇所付近をよく確認したかったのですが蜂が目の前を行き交っている状況だったので危険で窓を開けられず確認出来なかったのです。ですので屋外側から様子を窺ってみることに。該当の窓を確認したところ,蜂が行き来しているのは目視出来たのですが,巣作りされているであろう箇所が屋外側からでも見えなかったので確認出来ず。かなり気になる...そこで思い切って駆除スプレーを噴射することにしたのです。該当の窓を慎重に開放し一気にスプレーを噴射!するととんでもない事態に!一気に多数のハチが飛び回り中にはこちらに向かってくるハチの姿も!突然の事態に驚きすぐに窓を閉鎖!駆除出来ている様子はなかったのです。その後も室内側から様子を窺っていたところそこら中で蜂が飛び回っている状況だったので更に事態が悪化してしまったのではと感じることになったのでした。そしてそちらの屋外側からも確認してみたところやはりハチが頭上にて飛び回っている状況で以前より危険な状態だったので駆除のご相談を頂いたということだったのです。ハチの種類は詳しくお聴きした結果アシナガバチで間違いなし。今回は巣作りされているか分からないという状況でしたが,窓サッシ周りに巣を作られているということで間違いないでしょう。窓サッシというのもアシナガバチによく巣作りされてしまうポイントの一つになり,サッシの外側に巣作りされてしまうと室内側からは全く見えないことが多いのでどうしても発見が遅れてしまうことになるのです。今回のお客様宅の状況は屋外側からでも確認出来ない箇所だったのですが,ほとんどが屋外側からであればサッシの状況を把握出来ますので異変を感じることが無くても各窓の点検を屋外側から定期的に行っておくことをお勧め致します。窓のすぐ傍に巣作りされているということは気付かず窓を開けた際などに蜂が誤って室内に侵入してしまうなど厄介な事態に陥ってしまいますのでそんな事態を回避するためにも注意が必要になります。そして更に注意が必要なのが今回のお客様のように御自分で駆除を行うケースになります。蜂の巣の箇所が把握出来ており近辺に近付けた場合でも危険性の他,後々様々な弊害が発生してしまう恐れがあるのですが,今回のように蜂の巣の確認が出来ておらず適正な距離を保てていないような状況で駆除スプレーを噴射してしまうのは避けて頂いた方が良いでしょう。何処に巣作りされているのか分からない状況で駆除スプレーを噴射してしまうと,巣及びハチに十分に噴射出来ないため,ほとんどが駆除出来ずに周辺でハチが飛び回ってしまうなど逆に事態が悪化してしまうことになりますのでそのような駆除作業は出来る限り避けて頂いた方が良いでしょう。御自身で駆除なさる場合は必ず万全の態勢で行って頂くことが重要になります。早急に調査駆除にお伺い。該当の窓付近を屋外側より確認したところやはりそこら中で通常の動向ではないハチの姿!ハチの正体はセグロアシナガバチ。弊害が発生してしまっていたのです。巣作りされているであろう窓サッシ部分を一階から調査させて頂いても全く確認出来ない状況。そこは窓の側面に位置する箇所。今回は室内側からも屋外側からも営巣箇所が目視出来なかったので発見が困難だったのです。最接近し調査したところ,ありましたかなり成長したアシナガバチの巣。窓サッシ側面部分に頑丈に巣作りされており通常通りの生活を送っているハチの姿も。全ての蜂を駆除し巣も跡形なく完全に撤去完了。ここからはしばらく待機し戻りバチがおればその都度退治しその他の蜂も出来る限り捕獲駆除実施。念のため敷地内その他の箇所も調査させて頂いた結果現時点では他では巣作りされていないことを確認出来ましたので駆除作業の完了。これでとりあえずはご安心頂けます。今回のケースのようにご自分で蜂の巣駆除をなさる方もおられると思うのですが,完全に駆除出来ていなければ後々様々な弊害が発生してしまうこともありますので十分注意する必要があります。特に蜂の巣を目視出来ていないような状況でスプレーを噴射するのは避けて頂いた方が良いでしょう。そして戸建住宅,マンションやアパートに関わらず必ず存在する窓のサッシというのもアシナガバチによく巣作りされるポイントになりますので,各窓の状況を定期的に把握しておくことをお勧め致します。窓サッシに関しては外側内側双方が標的となるので必ず室内側及び屋外側からも隅々まで点検を行っておくことが重要になります。