四條畷市戸建住宅敷地内巣作りされているかは分からない!2024年7月15日(月)御自宅敷地内のあちらこちらにて最近になりハチの姿をよく見かけるようになったので何処かに巣を作られているのではないか!?という御相談のお電話を頂いたのですが,それは玄関先や裏口辺りなど一定の箇所のみならずほぼ全域にて見かけるということ。そんな状況だったのでまずは御自身で見れる範囲で全域の点検を行ってみたのですが,特に蜂の巣を発見するような事は無かった...一体どういうことなのか...かなり気になって仕方のない状況に。実はお客様宅では以前にもハチに巣作りされてしまったことがあり,その際は御自分で蜂の巣を発見出来たのですが,今回はそうではなかったので特に気持ちの悪い状況だったのです。巣を作られているのか全く分からない状況なのですがなんとかしてほしい...こういうことでございました。今回のお客様宅の状況のように敷地内にて頻繁にハチの姿を目撃するようになるという事態もよく発生するのです。それはハチに巣作りされていたというケースもあれば巣作りされているというわけではなくその他の様々な要因で敷地内にハチが飛来してきていたというケースもあるのです。もしも春先頃から普通に巣作りされていたのであればこの時期に入り,一気にハチの数が増加したのでそれだけ蜂の姿を目撃する確率が高くなったということになります。一見しただけでは完全に見えない箇所に実はいつの間にか巣作りされており,そちらの巣の蜂が増加し出し蜂の巣自体は見えないのですがハチの姿は頻繁に見かけるようになるということもあるのです。又は蜂の種類によっては前日までは全く存在しなかったのに突如として多数のハチが敷地内に飛来し一気に巣を作り上げるという事態が発生することもあります。今回のお客様宅の敷地内でもハチに巣作りされている場合はこのような状況である可能性が考えられるでしょう。もしも巣を作られていない状況であればその他の要因が考えられ,様々なケースがありハチが飛来して来ているという事もありますので,どういった状況であるかを出来る限り把握しておくことが重要になります。状況を把握しておくことが出来ればその後の注意点や対策など構築していくことが出来ますので状況把握が大切というわけです。気になって仕方がない状況なので早急に調査駆除にお伺い。まずは敷地内全域のハチの動向調査を実施しますとやはりチラホラと蜂の姿を確認。ハチの正体はセグロアシナガバチ。ですがお客様宅に飛来しているという訳ではなくその他の敷地の外側周辺へ。ここからは細部まで徹底的に調査実施。すると早速一階の窓サッシにアシナガバチの巣。こちらは今シーズンの巣ではなく過去に巣作りされていた物。やはり以前から標的となっていたということ。次に敷地内裏手に位置する勝手口付近も調査させて頂いた結果,一見しただけでは確認出来ない箇所に実は巣作りされていたということが判明。それは勝手口近辺に植えられている植木の枝部分だったのです。そして一ヶ所のみならずなんと三ヶ所に巣作り!それぞれの植木の枝に巣作り!植木の枝に巣作りされてしまうと一見しただけでは蜂の巣が見えないことが多いのでなかなか気付けない箇所の一つになります。先程と同種のアシナガバチの巣。そして植木の枝に巣作りされてしまった場合は気付きにくいという状況に加えて危険な状況に発展しやすい箇所になるのです。それは植木の剪定を行った際などに蜂の巣に刺激を与えてしまうことになるのでかなりの確率で襲われ刺されてしまうことがあるのです。ですので植木というのもハチに巣作りされてしまうポイントであるという事を御認識頂き,剪定などなさる際は必ず事前に点検しておく事が重要です。全ての蜂を退治し,巣もそれぞれ枝ごと完全に撤去。引き続きその他の箇所も調査させて頂くと,なんと一階の別箇所頭上軒部分にも同種のアシナガバチの巣。実は敷地内がかなり標的となっていた事が判明。今回のアシナガバチに関してはこのように実は敷地内にて複数箇所に巣作りされていたという事態が最も発生しやすい蜂になります。こちらも合わせて駆除となり全ての蜂退治後巣も跡形なく完全に除去完了。その他の箇所では現時点では巣作りされていないことを確認出来ましたので全ての巣の戻りバチを駆除出来たところで駆除作業の完了。今回のお客様宅では意識的に目を向けないとなかなか発見が困難な箇所に巣作りされていましたが,やはりハチの姿を頻繁に目撃していたのには,それなりの要因があったのです。様々な要因で蜂が飛来してくる事もあるのですが中には今回のケースのように実は敷地内にて複数箇所に巣作りされていたというケースもよくありもしもそのまま放置してしまっていた場合,更に翌年以降には事態が悪化してしまうというケースもよく発生しておりますので,少しでも異変を察知された際はその時点でやはり対処しておくことが重要でしょう。巣作りされている箇所によってはお隣様や通行人の方々など第三者の方に影響が及んでしまう事態が発生することもありますので,そんな観点からも敷地内全域に気を配っておくことが重要です。